飲み会で孤独になる人必見!この一冊でその悩み解決できます
大人数での飲み会。
気がついたら話相手がいなくなり、ポツンと一人きり。行きたくもないのに、気がつけば5回くらいトイレに足を運んでいる。スマホを眺める回数も多くなる。
そう、飲み会での僕の日常です。
懇親会や交流会と名のつくものが苦手。
以前、ひとりで参加をした仕事関係の交流会も、会話の輪からはずれ孤立。
トイレにも行き尽くし会の終わりを待つまで持たずギブアップ。
颯爽と控え室に向かい自分の鞄を手にとり、ドロン。
帰り道は、孤独感から解放された安堵と悔しさで目に浮かぶ涙。
友人や同僚との少人数の飲み会は好きなんですが、人数が増えたとたん会話に加わることもなく、気づけば首を縦に振るだけのペコちゃん人形状態。
いったいどうしたらサーファーのように、颯爽と会話の波を渡ることができるんだろうか、、、
長年悩んでいた悩みを解決してくれそうな良タイトルの本がたまたま訪れた書店の棚に!
「なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか」
分かりやすいタイトルですね笑
「1対1だと会話に困らないのに、4人ぐらいになると途端に話しづらくなる」
ここだけの話、人数が多くなると、「なんだか話しにくい」と感じたことってないですか?
話せていないのは自分だけ。ほかはワイワイ楽しそう。
逃げたい、でも逃げられない。
いい時間だし、「解散」の号令、誰かかけてくれよ。
けど、「話せないやつ」だなんて思われたくないから、スマホを取り出して誰かに返信しているフリをする。
でも、それも限界。ポケットにしまったが最後、会話の輪に入れず、すぐにまたスマホを出すのも「コイツ用事あるフリしてるな」とばれるようで憚られる・・・。
この本は、そんな「複数いる場で会話に困らないためにはどうすればいいのか」を追求した、(おそらく)史上初の「複数コミュニケーション本」です。
本の冒頭部分を引用しましたが、ここに書いてある悩みって僕以外にも持っている人がいろと思うとなんだか安心しますね。
著者の岩本武範さんはマーケッター、行動分析士として鉄道会社にてマーケティング業務に従事すると同時に、大学院にて「なぜ人は物事を選択し、その行動をとるのか」に
ついて研究をしています。
娘さんが交通事故で脳を損傷したことをきっかけで脳について学び、独自のリハビリメソッドを開発し、回復に導いた経験から、
人間の行動は脳や心の仕組み関係していることを実感し、マーケティングに脳の仕組みを応用させることに取り組んでいる。
いわゆる脳のプロフェッショナルです。
本書では、「なぜ4人以上いると話せないのか」という理由をこう説明しています。
1対1であれば、脳はなんとなく処理できますが、複数になると処理が間に合わなくなり、言葉が出てこなくなったり、相手の話にうまく反応できなかったりする。
「複数いるとしゃべれない」ってつまり、脳がパンクしている状態なんです。
たしかに、大人数での会話の場では次から次へと発せられる言葉を、最初のうちは飲み込もうとしていますがだんだんと脳の処理が追い付かずに会話に加わろうとする意欲すら失われていることがある気がします。
ではいったいこれをどう解決したらよいのか?
本書では具体的な解決策を与えてくれます。
脳を活性化するべく、簡単にできる運動や、脳の働きを強化させるため飲み会中に頼むべくおつまみ。
とても、理論的に書かれていますので、本当に効くかどうかは分かりませんが、心の支えになってくれるお守りのような気持ちには最低でもさせてくれることでしょう。
僕自身は大人数の飲み会は、あまり好きではないのでなるべく避けるようにしますが
少なからず参加せざるを得ない場面があります。
本書をお守りとして、飲み会の前には本書で得たアドバイスを実行しようと思います。