日々のあれこれ

雑記ブログです。30代独身サラリーマンが見たり、考えたり、経験したことなどあれこれ書いていきたいと考えています。

弱みに付け込む宗教の勧誘は嫌いだ

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こんなことを書くと宗教心の強い方、ある特定の宗教団体に所属している方がたまたまこの文章を見たら、怒るかもしれない。

先に謝っておきます。僕はあなた方を批判する気はないし、敵に回す気はありませんので。

 

僕は背も大きくないい、筋肉もないし、猫背だし、顔も良くないし、押しに弱そうだしまぁ一般的な庶民て感じがするようだし、宗教の勧誘をする人からすると恰好のターゲットになりやすいかもしれない。

 

数年前の話になるが、前の職場を辞めて半年程度、就職活動をしていた時のことである。

ある会社のグループ面接に参加をした。面接が終了し、一緒に面接に参加していた男性

(Aさん)から声をかけられた。

年齢は自分より少し上でニコニコしながら軽快に話をする。

「面接緊張しましたね」

「転職活動の状況はいかがですか?」

「よければ情報交換のために連絡先交換しませんか?」

 

まぁ、感じのよい人であったし、僕は携帯電話番号を教え最寄りの駅まで一緒に歩きそこで別れた。

 

数週間後、Aさんから連絡がありお互いの転職活動の情報を交換しようと電話があり

日曜日の午後に池袋で待ち合わせをした。

 

Aさんは以前と変わらないニコニコした表情で待ち合わせ場所に現れ、最寄りのファーストフード店に入った。

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そこで、交わされた会話は、二回目にあったあまりお互いをよく知らないもの同士がする定番のものであった。

お互いの家族構成、学生時代の部活、転職活動をどのくらいしているのか、前職の仕事の話etc

 

前の会社をやめて、転職活動を始めてから4か月ほどが経っていた。

希望する業界の面接に参加はするものの、なかなかよい結果は出ずに自然と焦りも出ていた時である。友人と会っても、無職であると伝えることで卑屈になってしまい会うことも控えていたため、日常的に会話をすることも少なくなっていたように思う。

数時間ではあったがAさんとの会話は久々に人と向き合ってしっかり話をする時間であり、居心地の良さを感じていた。

 

たしか、空のコーヒーカップを2つテーブルの真ん中に置き、3時間近くたったころであろうか。すっかり僕はAさんに心を許していたように思う。

 

それまでしていた会話がひと段落つき、しばしの沈黙が訪れる。

 

Aさんが口をひらく

「先ほどもう4か月も転職活動をしていて結果が出ていなく、少しでも早く次の就職先を見つけてたいと言っていましたよね。」

「しかし4か月も活動してきて結果が出ていないのにすぐに結果を出そうといっても普通の努力ではなかなか難しいと思う。」

 

「実は、僕は〇〇という宗教団体に入っています。そこに参加をし力を得た方が早いと思う。一度、集会に参加してみませんか?」

「某Jリーグチームの〇〇選手や歌手の〇〇さんもうちの団体にはいっていまして」

だからなに?

 

唖然とする気持ちと合わせて、ふつふつと怒りが湧いてくる。

単純に卑怯だと思った。

宗教の勧誘をしたいなら結論からいいやがれ!

いい人ぶって人の時間を3時間も奪いやがって!

 

「宗教はまったく興味がないので結構です。」と断り店をでる。

 

そのあともしつこく電話が掛かってきたが一切出ることはなかった。

無職の期間が長く、心が弱っている人間を利用し、入信させようとするその汚れた薄汚い人間性には呆れた。

 

街でも宗教の勧誘をしている現場を見かけることがある。

最近は薄汚いおばさんが5人くらいで公園に一人でいる老人を取り囲みこんこんと話をしていたり、歩いている日本語も100%理解できないような外国人を取り囲んでいる姿を目にした。

 

彼ら、彼女らは不安を抱えている人間の心に付け込んでいるのである。

 

そんな老人や外国人ばかりターゲットにしないで正々堂々とコンビニ前にたむろしている不良たちなんかに勝負を挑めばいいものを。

 

最後は個人的な感情がでてしまいましたが、ここまで読んでくれた方がいましたら

ありがとうございました!