日々のあれこれ

雑記ブログです。30代独身サラリーマンが見たり、考えたり、経験したことなどあれこれ書いていきたいと考えています。

【売上爆増】簡単手作りポップのここを変える!効果がでる3つの方法

スーパーで目にする商品ポップ。

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こういうやつですね。

テレビを見ていたら、このポップの表現を少し工夫するだけで商品の売り上げが爆増するという特集をやっていました。

スーパーのチラシやポップを作成していた経験があり思わず興味をもって見てしまいました。

 

おせっかいながらテレビで流すだけではもったいない内容でしたのでこちらにメモとして残したいと思いました。

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取材の舞台はとある中堅スーパー。売り上げに困っているスーパーの担当者にポップの達人がインタビューをし売り上げを改善する試みをするという内容。

スーパーの担当者が売り上げに困っている商品として挙げたのが「とうもろこし」

1日に1パックから2パックの売り上げしかないそう。

たしかにとうもろこしって家で茹でるには少々手間がかかるし進んでは買わないなという印象。

そこに掲げられているポップはと言えば上の参考画像と似たような、

商品名、激安という文字と価格(2本で¥390)のみ。

 

ここからは目から鱗の改善内容になります。

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ポップには余白を十分にとる

→高級時計などのプライスカードを思い浮べてください。真っ白な紙の真ん中に小さな文字で価格が記載されていると思います。そうすることで品位を演出することができます。

反対にポップ全体に価格を大々的に書くと、安っぽいイメージ→「おいしくない」という印象を潜在的にもってしまいます。

価格は十分に余白をとり控えめに書きましょう。

キャッチコピーをつけること

→そもそも激安¥390と書かれていたところでとうもろこしの相場が頭に入っている人の方が少ないですよね。

それより、その商品のアピールしたい点をしっかり情報として載せることの方がはるかに重要。ポップの達人はスーパーの担当者にアピールしたい点聞くと、返ってきたのは

とうもろこしの持つ「糖度」。測ったところ12.2度。この糖度はいちごの甘さと匹敵するとのこと。

そこで達人はポップに次の内容を付け加えます。

「採れたてなので糖度が高いです!」

「いちごと同じ12.2度!」

¥マークを使わない

→時計などの高級品の価格には、ほとんど¥が使用されています。

そのため¥を使って価格を表現すると潜在的に高いという印象をもってしまうため

必ず食料品などの日常品については「〇〇〇円」とするのがベターとのこと。

 

以上3点のみで売り上げに驚くほどの変化が!

実際に定点カメラによってプロの作ったポップに変えた後のお客さんの動向を観察すると、圧倒的にポップに目を行く回数が増える様子が分かりました。

しかもそのあと次々に商品を手にとり買い物かごへ入れていきます。

その数、17 パック。ポップを変えるだけで売り上げ17倍です。

そのあと、購入者に対し購入理由をインタビューすると

「甘いんでしょ」「いちごと同じくらい甘いって書いてあったから」

とまさにドンピシャにはまっています。

 

一瞬の間に人が目を向けた瞬間にいかにポイントを絞った情報を与えるかとというのが

キーになっています。

このことは、広く考えれば、ブログをいかに読んでもらえるかはタイトルにかかっているというのも納得がいきます。

 

テレビでわずか10分足らずの内容でしたが学ぶことが非常に多い内容でした。