おせち買う、買わない？ - 日々のあれこれ

食品業界で働いて、もう8年経つのですがこの時期になるとやってくる悩み。

｢おせち｣

居酒屋さん、お寿司屋さん、宅配給食屋さん、みんながこの時期になると｢おせち攻撃｣をいっぺんに仕掛けてきます。

｢おせち｣自体は様々な食材を駆使して年に一回のご馳走を仕上げてきますので、もちろん食べることには喜びを感じます。

しかし、｢おせち｣は一つで十分なのです。

12月20日前後になると、毎年携帯電話が鳴り、｢駆け込みおせちセールス｣がやってきます。

買いたい気持ちはやまやまなのですがいかんせん高価な商品ですので、付き合いで2つも3つも買うわけにはいかず。

泣く泣く｢先に1つ買ってしまっていて...｣と断るのが精神的に大変なのです。

食品業界あるあるな悩みなのかなと思います。

なかにはおせちにのために存在してるのでは？なんて食材ばかりを販売してる会社もありますよね。

アワビをおせち用にカットしていたりとか。

そういう会社はいったい何個のおせちを付き合いで買っているんだろう？と恐ろしくもなります。

もしかしたら1月7日くらいまでおせちを食べ続けているかもしれないですね。

とはいえ、｢おせち｣を食べているときは｢日本に生まれてよかったと思います。

家族でひとつのお重を囲んで、共有する喜び。

おおげさかもしれませんが、帰宅時間がばらばらで違った時間に個別で食事をすることも多い現代、おせちは家族を結びつける道具になるでしょう。

安くはない買い物ですが、十分価値あります。

ぜひ、おせちなんて買ったことないという方は実家におせちをプレゼントするのもいいかもしれませんね。