ワールドカップと渋谷スクランブル交差点と僕と
空前のサッカーブームが来ています。
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ワールドカップでの日本代表の躍進はよい意味で日本人の期待を裏切っています。
1998年のワールドカップ初出場から7回連続でのワールドカップ出場となっていますが
事前の期待値がこれほどまでに低くメディアの注目度も低い大会は他にはなかったように思います。
直前での監督の交代、結果のでない敗戦続きの強化試合。
日本がワールドカップ出場が当たり前になったこともあると思いますが、ドロドロした監督人事と結果を出せない代表チームに対し世間の期待は非常に低いように思いました。
ところが、敗戦濃厚と見られていた初戦2-1でコロンビアに勝利をすると、2戦目のセネガル戦では2度のリードを許すも、2度追いつき2-2のドローに持ち込みました。
かつても記憶をたどると、1-0や2-0のようにとった点数を堅実に守って、勝つというのがこれまでの日本の勝利のセオリーのようでしたが、
追いつかれても、また勝ち越し点をとったのが初戦コロンビア戦、
2度リードされ追いついた2戦目のセネガル戦。
タフな日本代表選手の戦いがここまで日本人を熱狂させていると思います。
さて、この盛り上がりの代名詞となっているのが「渋谷のスクランブル交差点」
試合終了と同時に交差点に飛び出し、知らない人とハイタッチをするというアレです。
こういう盛り上がりを見ていつも思うのはこのなかに普段からサッカーを愛し、観戦している人たちはどの程度いるのかということです。
予想では半分にも満たないのではないでしょうか。
別にスポーツ自体がお祭りごとであるのですから、にわかな盛り上がりでも全然よいのです・・・・いや、実は少し嫉妬しているのです。
家に引きこもりながら年老いた母とサッカー観戦をしている一方、にわかファンたちは
渋谷の街で顔に国旗をペイントした可愛い女の子とハイタッチをしているのです。
僕はサッカーを愛してはいましたが、サッカーの神からは愛されておらず
高校のサッカー部では一番へたくそで常に先輩から怒鳴られていました。
いまだにボールに向かって走ろうとする中、どうも足がもつれて転んでしまう夢を2週間に1度くらいは見て目覚めの悪い朝を向かえます。
こんなに苦しみながらもサッカーと向き合っている自分より、渋谷でバカ騒ぎしているにわかファンがサッカー好きとして注目を浴びるのがくやしいのです。
つまりは、何がいいたいのかというと僕も若い女の子とハイタッチがしたいということでした。